ベトナム・ホーチミンのブイビエン通り路地裏の屋台で食べる牛肉フォーとチキンサラダ。
ベトナム最大の都市で経済の中心地ホーチミン。かつては首都サイゴンと呼ばれ、現在は東南アジアのエネルギッシュなパワーを感じることができる街だ。
観光地としてはハノイの方が有名だけれども、戦争証跡博物館や統一会堂、サイゴン大聖堂などの観光スポットや4ピースピッツァにコーヒーショップなどグルメスポットもいっぱい。
毎晩お祭り騒ぎのブイビエン通り
そんなホーチミンにあるブイビエン通りは、昼はコーヒーショップなどが多く落ち着いた雰囲気だが、夜になると雰囲気が一変する。カフェやバーの店先に椅子やテーブルが広げられ、旅行者も地元の人も入り混じって毎晩のようにお祭り騒ぎが続く。
飲食店だけでなくクラブも多く、通りまでクラブミュージックが聞こえてくる。タイ・バンコクのカオサン通りやスクヴィット周辺をごちゃ混ぜにしたような雰囲気。バックパッカーは好きに違いない。
地元の人しかいない路地裏の屋台
そんなブイビエン通りも路地裏に入ると、市民の生活の場になっていて、ローカル色が色濃く残る。もちろん英語も全く通じない。
路地の中には観光客も訪れないような、家の玄関先を利用した屋台がいっぱい。常にお客さんがいっぱいいて賑やかだが、流石に入るのに勇気がいる(笑)
どの屋台も個人や家族で経営している小さな屋台。
ローカル屋台で食べる牛肉フォーとチキンサラダ
メニューはシンプルでサラダと牛肉フォーのみ。簡易的な椅子に座ると自動的にチキンサラダがでてくる。
ナンプラー入りの辛いドレッシングをかけて食べるので、とてもスパイシー。ベトナムらしいクセの強い野菜がいっぱいだが、ドレッシングとナッツと鶏肉の甘みで食べやすくなっている。
良く煮込まれた鶏肉は柔らかくて味に深みがあって美味しい。脂身のない鶏肉だし、野菜もいっぱい取れるので女性は喜ぶに違いない。
スープが透明で、とろとろに煮込まれたスジ肉が浮かぶ牛肉フォーは、意外にもあっさり。ただあっさりでもしっかりと出汁の効いたスープで美味しい。米から作られた細めのフォーはチキンサラダ同様に健康的だけど、しっかりと食べ応えもある。
ベトナムコーヒーやバインミーなど美味しいグルメが多いベトナム。ホーチミンのブイビエン通りの路地裏には、こんな個性的でローカル色の強い屋台がいっぱい。なかなかハードルが高い屋台だけれど、フォーやサラダなど現地ならではの屋台料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。