タイの東北料理？イサーン（東北）料理が気軽に味わえる「モーラム酒店」が楽しい！

ガパオライスやグリーンカレーなど、タイ料理が好きな人は多いはず。神泉駅から徒歩約１分ほどの場所にある「モーラム酒店」は、タイの中でも東北(イサーン)料理を中心としたオリジナルの一品料理が楽しめるちょっと珍しいお店。今回はなかなかお目にかかれないディープなタイ料理を、現地のような異国情緒溢れる空間で楽しめる一軒です。

目を引く外観

神泉駅の目の前、踏切の近くに構えるお店はかなり目を引く異国感溢れる独特な外観。中はカウンター席とテーブル席が4つほど。小さな空間にきゅっと詰まった店内は、壁に掛けられたポスターや、現地の番組が流されているテレビによって、まるでアジアの市場に来たような雰囲気です。

イサーン料理の特徴とは

聞きなれない”イサーン”という言葉。これは”東北”を意味しており、タイ国内の東北に位置する地域のことを言います。イサーン料理の特徴と言えばとにかく「辛い！」ということ。基本的にタイ料理は辛めですが、イサーン料理はさらに辛いトウガラシを使用しているため、想像以上の辛さに。その他の特徴としては、酸味が強いものが多いことに加え、少しのおかずで主食であるカオニャオ(＝もち米)をたくんさ食べて満腹になるように「味付けは濃く」されていることが多いです。そんな濃い味付けに合わせて生野菜や茹でた野菜を添えることも多くみられます。

気になるメニュー

東北地方とは言え、ガイヤーンやソムタム、ラープといった日本でも知られるメジャーな料理がほとんど。味付けは基本的には本場の味に近く、基本的にはかなり辛めなものの、お好みによって調整可能。

今回頂いた鶏肉の旨味とハーブの香りの双方が楽しめる「ハーブ蒸し鶏」もおすすめ。水を使用せず、タイのハーブと言われる“コブミカンの葉っぱ”と共に蒸しているので水っぽくなく、鶏の旨みが溶け出した出汁も美味しく頂けます。

その他にもパッタイといった辛くない料理も人気。甘い味付けが日本料理に似ており、辛い料理の中での箸休めにぴったり。こちらの味付けも濃いめなので、お酒とも好相性。

豊富なドリンクメニュー

お酒は、タイやラオスの各種ビールもあり、特にLEO（レオ）ビールが人気。その他、大衆酒場でよく見かけるホッピーやハイサワーといった日本ならではなメニューも並び、1人でも軽く一杯気軽に立ち寄れるようなカジュアルな雰囲気も。さらにアルコールやソフトドリンクを1人1杯以上のご注文頂ければテーブルチャージ（300円）が無料に。お通しのシステムも無いのでお酒が得意じゃない人もお料理を楽しむことができます。

おひとりさまでもグループでも◎

いかがでしたか？こちらでは、お店人気の「ガイヤーン」をはじめ、辛いものが好きな方に人気の「ソムタム」やそうでない方も楽しめる「ハーブ蒸し鶏」などタイの田舎料理と言われるイサーン料理を気軽に頂けます。サクッと一人飲みにも良し、大人数でシェアするのも良し、使い勝手バツグンな「モーラム酒店」に、ぜひ足を運んでみて下さいね。