元Googleマーケターが作ったコーヒーショップ「ALPHA BETA COFFEE CLUB」
2017年4月に自由が丘にオープンした「ALPHA BETA COFFEE CLUB」は、「IT目線」でコーヒーハックを提案するコーヒーショップだ。
元Googleマーケターが作ったコーヒーショップ
スタンフォード大学を卒業後、Google のアジア太平洋地域のデジタルマーケティング責任者を努めていたKevin Otsuka(大塚ケビン)がCEO、サンフランシスコでフードデリバリーサービス事業を展開するZestly の創設者でもあるAlvin Cheung(アルヴィン・チャン)が一杯のコーヒーで人と人(作り手と消費者)をつなぎ、新たに生まれるコミュニティを「IT目線」から 創り出すことを目指して起業し、ブランド初の実店舗となったのが「ALPHA BETA COFFEE CLUB」だ。
日本初のサブスクリプション型コーヒーサービス
「ALPHA BETA COFFEE CLUB」は、従来のオンライン会員制サービス「ABC COFFEE CLUB」の特徴となる、日本全国の多様なロースターが作り出す「シングルオリジンコーヒー」を楽しめるだけでなく、厳選された“カリフォルニア・トレン ド”を、「フード」や「ビバレッジ」、「サービス」に加えることで、趣向やシーンに合わせて機能する「アドバンス(先進的な)コーヒースタイル”」を提案する。
さらにこのフィジカルショップでは、カリフォルニアのカフェで主流となっている「サブスクリプション型(会員制)」ビジネスモデルも採用している。メン バー限定のプレミアムサービスを受けられる「Membership」には、飲食業態での珍しい「RFIDチップ」が用られており、日本初となる良質な コーヒー全てを味わえるボトムレスサービス(飲み放題)などで、訪れる人を想い・ファンになってもらうためのアイディアを発案した。
品質が最も高い豆と丁寧な焙煎
「ALPHA BETA COFFEE CLUB」では、品質が最も高いと認められたインドネシアのスマトラやエチオピアのイルガチェフェなどのコーヒー豆を使用した「スペシャルティコーヒー」を提供している。 パートナーシップを結んでいる日本全国のコーヒーロースターが、豆本来の味を最大限に引き出すように丁寧に焙煎しているため、 砂糖やミルクを入れずに、コーヒー本来の芳醇な香りと甘さを楽しむことができる。
また、暑い日にマッチするユニークでさわやかなドリンク、2011年にポートランドの「Stumptown Coffee」により人気を博した「Nitro Cold Brew」も登場。窒素ガスを浸透させ、まるでビールの様にクリーミーな泡と共にビールサーバーから提供する。
実店舗ならではのオリジナルメニューを提供
その他にも、フードデザインにはサンフランシスコの「SPQR」や「State Bird Provisions」といったラグジュアリーなレストランで腕を振るった Katy Cole(ケイティー・コール)を迎えて、日本人のソウルフード「おにぎり」にメキシカンテイストをプラスした「Taco Rice Onigiri」や、まろやかで クリーミーなチーズとキムチの風味が食欲をそそる「Kimchi Grilled Cheese」などのオリジナルメニューを開発、提供している。
ALPHA BETA COFFEE CLUBは、香りと風を感じられるテラスのある開放的でミニマルな空間が非常に居心地がいい。厳選されたコーヒーとカリフォルニアのト レンドを感じられるので、ファンになるに違いない。
ALPHA BETA COFFEE CLUB
営業時間:9:00~23:00(土曜日~22:00/日曜日~21:00)
電話:03-5726-8433
URL: http://www.alphabetacoffeeclub.com
住所:東京都目黒区自由が丘2丁目10−4 ミルシェ自由が丘 3F