カレー玄人が行き着く聖地!?錦糸町「アジアカレーハウス」が究極体だった!
外国人率が異様に高い錦糸町界隈。中でも駅前のマルイ裏手に広がる通りには、ここ数年でバングラデシュからの移住者の数がかなり増えてきているのだそう。そんな日本で暮らすバングラデシュ人のニーズに応えるように2014年頃にオープンした「アジアカレーハウス」。開店以来、評判が評判を呼び、今ではバングラデシュの方のみならず、国内のカレーファンが訪れる名店をご紹介します。
ちょっと不安になる裏通り
お店は錦糸町駅からJR総武線錦糸町駅南口から徒歩約4分。国道14号を渡り、、しばらく進んだマルイの裏手の辺り。風俗店の案内所やホテル、パチンコ屋さんなどが並ぶ少し怪しげな界隈の中に、知る人ぞ知るバングラデシュカレーのお店「アジアカレーハウス」はあります。
異国情緒溢れる店内
お店の営業時間は、19:30~翌4:00まで。土日はランチタイム(11:00~15:30)も営業しています。店内はカウンター席5席のみとかなり狭く、カウンターの向こうの棚にはスナックや乾物などバングラデシュの商品がずらりと並びます。外観でのインパクトももちろん、店内も独特の雰囲気でまさにバングラデシュに来たような異空間。
客層はバングラデシュの方とみられる外国の方はもちろん、日本人も多く訪れるよう。常連さんの中には素手で食事をする方も多い様子でした。座席数は少ないものの、回転は早いので行列ができていてもそこまで待つ必要はなさそうです。
一品のみの直球勝負なメニュー
「アジアカレーハウス」では、ディナータイムのメニューは「日替わり定食」(1,200円)の1種類のみ。お料理の注文は必要なく、席に座ると自動的にお料理が提供されます。ただし、セットに付いたドリンクはラッシー、コーラ、チャイの3種類から選ぶことができます。
「日替わり定食」は曜日によって内容が変わり、金曜日の定食にはビリヤニが提供されます。こちらのビリヤニにはバングラデシュでよく食べられている小ぶりのお米「チニグラライス」が使われており、お肉のだし汁に生米を入れて炊き上げるのが、バングラデシュ風のレシピで作られています。
限定ランチは選択可能
ちなみに週末限定のランチメニューは
・スペシャルマトンビリヤニとエッグ&チキンローストカレーのセット(サラダ・ソフトドリンク付)
・少なめマトンビリヤニとエッグ&チキンカレーのセット
・カレーライス(エッグカレーとチキンカレーorマトンカレー)のセット
の3種の中から選択が可能。
写真は1のスペシャルマトンビリヤニ セット。ゴロゴロとたくさん入ったマトンには全く臭みがなく、適度なスパイス感と辛さ控えめの優しい風味。エッグカレーは強い味付けではないものの、ごろりと入った卵をビリヤニと合わせて食べるとコクがプラスされより美味しく頂けます。セットの「チキンカレー」はブラックペッパーやカルダモンのスパイスの香りが漂うルーに浸る骨付きチキンが食べ応えがあります。大きめなお肉はかなり煮込まれているようで柔らかくほぐれ、マトンとは異なるお肉の旨みが味わえます。
いかがでしたか。本場のバングラデシュのカレーとビリヤニを都内で、まさに現地のような異国情緒溢れる雰囲気の中で頂ける「アジアカレーハウス」。ちょっとした小旅行気分で、足を伸ばす価値ありのオススメの名店です!
アジアカレーハウス
住所:東京都墨田区江東橋3-9-24