日本酒とも相性抜群!寒い日に体の芯まで温まる「酒粕のみそ鍋」がオススメ!

1年の始まりとなる1月は気分的には晴れ晴れした気分になりますが、非常に寒い日が続きます。そんな寒い日にはやはり鍋料理が食べたくなるものでしょう。今日はその中でも甘酒のようにより体の芯まで温まる「酒粕のみそ鍋」のレシピを紹介します。

「酒粕」とは!?

酒粕とは、日本酒などのもろみを圧搾した後に残る白色の固形物です。日本酒の製造過程で白濁したとろみのあるもろみと言われる液体を搾って透明な液体である日本酒を取り出しますが、その搾りカスが酒粕というわけです。この酒粕には、ペプチドやアミノ酸、ビタミン、酵母など豊富な栄養が含まれていて、「酒粕」という名称でありながら、美容と健康にも良く、食品としての価値が非常に高いものです。近年の日本酒ブームの影響もあり、酒粕は改めて注目を集めています。

八仙や男山などを作る八戸酒造の酒粕

最近は酒販店だけでなく、スーパーなどでも気軽に手に入るようになった酒粕。できれば、自分好みの味や銘柄の酒粕を選んで、鍋に合わせて飲む日本酒と同じ銘柄だと相性が良いことは間違い無いでしょう。

体の芯まで温まる「酒粕のみそ鍋」のレシピ

中々聞きなれない「酒粕のみそ鍋」、難しいと思う人も多いかも知れませんが意外に簡単。

スープの材料は、

  • 酒粕
  • 白味噌
  • 日本酒(料理酒でも可)
  • 昆布

鍋の具材は、

  • 鮭の切り身
  • 豚バラ肉
  • 白菜
  • ほうれん草
  • 長ネギ
  • 豆腐
  • きのこ類(お好みで)

それ以外に、

  • 万能ネギ
  • にんにく
  • 赤味噌

があるとさらに美味しく食べられます。

1.酒粕と味噌を混ぜてスープを作る

酒粕と白味噌、日本酒をボウルで混ぜ合わせます。温めた日本酒を使うと綺麗に混ざります。

昆布で出汁を取った鍋に白味噌と日本酒と混ぜた酒粕をザルで漉しながら溶かします。甘みが強いので塩で好みの味に仕上げます。

2.鮭を味わう

コクと甘みがあるスープに野菜や豆腐と共に鮭を加えて煮立てます。鮭の出汁もスープに溶け出し、深みがある味に変化していきます。鮭の脂と酒粕の甘みが調和して絶妙な美味しさが味わえます。

3.豚バラ肉を味わう

鮭をひと通り食べ終えたら、次は豚バラ肉を投入します。豚バラ肉も脂身がスープと相性が抜群で、独特のコクと甘みを楽しむことができます。

日が通ったら豚バラ肉を食べますが、できれば赤味噌にみじん切りにしたニンニクを混ぜ、スープで溶かしたニンニク味噌で豚バラ肉を食べると絶品です。味噌のコクと豚バラ肉の脂が絶妙にマッチしてお肉の旨味を贅沢に味わうことができます。

まとめ

体の芯まで温めてくれる「酒粕のみそ鍋」は、手間がかからない割に深い味わいが楽しめます。鮭と豚バラ肉の両方の旨味を最大限引き出してくれるし、日本酒との相性も抜群で賑やかな鍋パーティーができるかも知れません。

RICO 編集部

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