カナダ・モントリオールの「IKANOS(イカノス)」のギリシャ風魚介料理が絶品!

カナダのモントリオールを訪れた際、多くのレストランを訪れたがその中で一番印象に残ったのが、ギリシャ風魚介料理を提供している「IKANOS」だ。ギリシャ風とはどんな料理なのだろう?と不思議に思いながら訪問し、その美味しさに衝撃を受けた。

旅行者がよく利用するであろう、tripadviserやyelpでも星4.5の評価を受けている。

ガラス張りに印象的なロゴの外観

お店のロゴIKANOSの文字には、魚があしらわれていることから魚介を取り扱っていることは明らか。右下のトマトが見えているガラス窓からは、厨房の様子を見ることができる。

魚介と合うように白ワインを注文し、その日のおすすめを注文した。

前菜から感動の美味しさ

最初に運ばれてきたのは、ズッキーニのフリッター。薄くスライスしたズッキーニに軽い衣が付いており、サクッとした食感がクセになる。ちょうどいい塩気があり、いくらでも食べられそうな勢いだ。

3種類のパテも絶品で、少しモチっとした小さなパンにのせて食べるとたまらない。真ん中の白いものはヨーグルト風味で酸味もあり、爽やかな白ワインともぴったりだ。

メインの魚が登場

写真を撮る前にお店の方がテーブルで手際よく魚を開いてくれたので、食べかけのような写真になってしまったのだが……。グリーンペッパーが程よく効いて、シンプルな美味しさの魚に良いアクセントになっている。

そしてもっとも感動したのは、こちらの魚介グリル。イカ、ホタテ、エビ、タコと種類も盛りだくさんで、どれから食べようか迷ってしまう。どの食材も噛むたびに口の中に旨みが広がり、特にエビはプリップリの食感で食べる手が止まらなくなりそうだった。

レモンを絞って少し酸味を加えると、ワインとの相性が抜群に。ここまででかなりお腹は満足しているが、最後にはモントリオールらしいデザートが登場した。

デザートには可愛らしいマカロン

出てきたのは、フランスのお菓子マカロン。なぜこれがモントリオールらしいのかというと、モントリオールのあるケベック州は、カナダで唯一フランス語のみを公用語として認めている州。他の州は英語も第2言語として認めているが、ここケベック州はフランス語のみが認められており、街では当たり前のようにフランス語が飛び交っている。

食事の締めにマカロンを食べるなんて、あまり日本では経験しないのではないだろうか。

ギリシャ料理を聞くとイメージがしづらいかもしれないが、モントリオールでレストランを選ぶ際にはぜひ選択肢の一つとして考えてほしい。きっと日本人が好む味と、ホスピタリティだろう。

Restaurant Ikanos – イカノス

営業時間:11:30分~14:30/17:30~22:30
電話:+1 514-842-0867
URL:https://www.restaurantikanos.com/
住所:112 McGill St #1, Montreal, QC H2Y 2E5 Canada

あべ まなみ

あべ まなみ

新潟県出身、横浜在住のフリーライター。中学時代にサックスを始め、自身もジャズを演奏することから、20歳のアメリカ留学時に単身でメンフィスとニューオーリンズへ。初めての一人旅で自分の可能性や新しい発見に出会える楽しさに気づき、その後「旅」にハマる。

2017年12月現在、渡航国は24カ国。好きなものはお酒といちご。