オーガニックとマクロビオティックを正しく理解することで自然治癒力を最大限に発揮する。

若い女性を中心に人気が高まっているオーガニックやマクロビオティック。有機栽培された物を使用するマクロビオティックでは、自然のままのものを自然な形で食べることを大切にしており、精製食品はなるべく避ける。白米ではなく玄米を選び、白砂糖ではなく甜菜糖を選ぶといった基本を知ることで食品本来の味を追求する。

知らず知らずのうちに大切な栄養素が失われている事に気づく

マクロビオティックでは精製食品を避けるが、現在主流になっているのは白米や白砂糖などの精製された炭水化物だ。しかし、これらの食材は精製される時に様々な栄養素が失われているのだ。白米の場合、精製する時に胚芽が失われる事でミネラルや食物繊維が失われる。玄米ならではのプチプチとした食感は、精製せずに胚芽が付いている事で食べ応えを感じられるのだ。噛みごたえがある事で消化吸収がおだやかになり、満腹中枢も働くので自然とダイエットに繋がるのである。

白砂糖の場合も、精製する際にビタミンやミネラルが失われる。更に精製された炭水化物は吸収率が良いため、血糖値が急激に上昇するのである。その結果中性脂肪が増え、様々な病気の危険性が高まるのだ。

マクロビオティックはデトックス効果が期待できる

マクロビオティックやオーガニックが支持される理由の一つはデトックス効果が期待できる事だ。精製食品を避け自然の物を食べる事で食物繊維やビタミンを摂取できるため、便秘解消に繋がり腸内環境が良くなる事で、身体の中の毒素が自然に排出されるのである。マクロビオティックやオーガニックな食生活を通してデトックスすることで、アレルギー症状や肌荒れも改善され、免疫力もアップするため、病気になりにくく美しい身体を手に入れられるのだ。

動物性たんぱく質ではなく植物性たんぱく質を摂る

マクロビオティックでは動物性タンパク質はなるべく避けます。分解や吸収がされにくいとされているお肉類や牛乳は、食べすぎると身体に負担がかかるとも言われている。しかし、たんぱく質は人間の身体にとって、なくてはならないものだ。マクロビオティックでは動物性タンパク質ではなく、大豆やひよこ豆などの豆類、小麦グルテンから作られる麩、ソイミートなどの植物性たんぱく質をお肉の代用品にするのである。スパイスを上手に利用し、様々な調理法で料理をする事で植物性たんぱく質でも十分に満足できるのだ。

マクロビオティックやオーガニックはこれから益々注目される健康法の一つ

オーガニックやマクロビオティックを日々の食生活に取り入れる事で、身体の中から美しくなり健康にも繋がる事から、今後ますます注目される健康法の一つだ。精製食品が中心の今日、少しずつ精製されていない穀物や砂糖、油などを取り入れる事が大切である。無理なくマクロビオティックを続けていく事で身体が変わっていく実感が得られるのだ。

RICO 編集部

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