「美味しい」だけじゃない明治神宮駅前にある感性がひらくレストラン「eatrip（イートリップ）」

東京にレストランは多いものの、どこも人気でゆっくりと時間を楽しむことができないことも多いのではないでしょうか。そんな中でも、原宿の中心ありつつ、都会であることを忘れてしまうほどゆったりと食事と時間を楽しめるのが一軒家レストラン「eatrip（イートリップ）」。

明治神宮駅前駅から徒歩約3分程度。明治通りから１本入った坂道の途中の小道を抜けた先にひっそりと佇んでいます。こちらのオーナーの野村友里さんはカリフォルニア州バークレーのオーガニックレストラン〈Chez Panisse〉での修行を持つことに現れているように、食を幅広い視点で捉えられています。本業の傍ら食材の生産者などを訪ねながら食と人の関係性を問う映画を作成したり、各地の野菜や調味料のポップアップストアを開いたりと、扱う食材や作り手に対して強いこだわりが見られます。

店内はオープンキッチンをメインに、山小屋のような木造家具をメインとしたナチュラルであたたかなインテリアにまとめられています。キッチンを目の前にしたカウンター席では調理の様子を覗きながら、出来上がりまでの時間を楽しむことができます。また奥にはテラス席もあり、こちらでは季節折々の植物に囲まれた、まさに東京を忘れるような空間で食事を頂けます。

そんなeatripが毎月１週の土日２日間のみ、提供しているモーニングメニューが大人気。

定番なのがアボカドをふんだんに使ったアボカドトースト。オリーブオイルをじゅっと染み込ませてフライパンでこんがり焼かれたトーストの上に、アボカドを乗せ、リコッタチーズと自家製のピスタチオソース、チリが合わせられています。

他にも旬の食材を使用した限定メニューや、国内の有名店とのコラボメニューも人気。

料理研究家の長尾智子さんが炊いた餡子を用いたあんトーストがメニューに並んだことも。

冬の寒い時期には野菜をふんだんに使ったスープもおすすめ。シンプルながらも旨みの詰まった味わいは、こだわりの食材だからこそ引き出せるのかもしれません。

夜の営業ではガラッと雰囲気が変わって、木をメインとしたナチュラルな空間にほんのりと控えめな明かりが灯ることで一気に落ち着いた印象に。

旬に合わせた、その時期の食材の良さを味わえる創作料理をゆったりと楽しめます。

食材の鮮やかさはもちろん、盛り付けられるプレートのセレクトに至るまでオーナーの女性的な感性が活かされ、視覚でも楽しめるお料理が続きます。

前菜からメイン、締めのパスタに至るまで、出会ったことのないような食材・組み合わせに新しい食の楽しみ方を感じることができるはず。ドリンクはハーブティーなどのソフトドリンクから、ビールやナチュラルワインまで揃っているので、好みに合わせて合わせることができます。

いかがでしたか。休日のブランチや大切な日のディナーなど、ちょっといつもと違う雰囲気で食事を楽しみたい時には間違いなしの一軒。美味しいのはもちろん、空間も含めて大満足な「食」体験ができるこちらに是非訪れてみてくださいね。

営業時間：

【日・祝】11:30～17:00(L.O15:30)
定休日：月曜日
電話：03-3409-4002
URL : http://restaurant-eatrip.com/
住所：東京都渋谷区神宮前6-31-10 1F