フィンランド発のコーヒー焙煎所「Kaffa Roastery」がコーヒー定期便」 を日本で展開!

コーヒー消費量世界一を誇るフィンランド発のコーヒー焙煎所「Kaffa Roastery」が、「ノルディックロースト」のコーヒー豆を自宅にお届けする「コーヒー定期便」 を日本にて展開する。「Kaffa Roastery」は、北欧最大級のコーヒーロースタリーで、ありのままの風味を生かした焙煎方法「ノルディックロースト」のスペシャリティコーヒーを本日5/29からオンライン販売にて提供。「サブスクリプション(定期購読)」モデルを実践し、単体で物を買うのではなく、こだわり抜いた商品を毎月ご自宅にお届けする。よりサステイナブルなコーヒー社会実現に向け、生産者と消費者が直接取引のできる世界を目指す。

Kaffa Roastery の「ノルディックロースト」

フィンランドといえば、世界幸福度ランキング1位の国であり、また「ムーミン」や「マリメッコ」などデザインやスローライフでおなじみ。フィンランドを語る上でもう一つ欠かせないものは「コーヒー文化」だ。コーヒー消費量は世界一(日本は平均3kg に対してフィンランドは平均12kg)を誇り、労働法で「コーヒー休憩」の時間が明記されるほどコーヒーの時間を大切にしている。

北欧で代表的な焙煎方法であるノルディックロースト、そしてそのコーヒーカルチャーを築いてきたKaffa Roastery 代表のSvante Hampf は「浅煎りの『ノルディックロースト』が、最もサステイナブルかつコーヒー豆が持っているありのままの風味を引き出し、 アロマッティクな香りを生み出す焙煎方法。日本のスペシャリティコーヒー市場拡大・関心の高まりに応える形で、最高品質なコーヒー豆を日本の皆さんにもお届けしたい」と答えている。

コーヒー市場規模が2兆円超、国内コーヒー消費量は過去最高水準を維持している日本への展開は、Kaffa Roasteryにとって初の海外進出であり、Hampfは「日本のコーヒー文化は急成長しており、消費者の方々は品質やクラフトマンシップをとても大切にしている。だからこそ品質にこだわったKaffaのコーヒーを提供したい。」と語る。

Kaffa Roastery とは!?

Kaffa Roastery は創業者のSvante Hampf によって、フィンランド・ヘルシンキで誕生した。音楽とコー ヒーを愛する彼は、創業以来、「コーヒーに対するリスペクト」「人々に対するリスペクト」「環境に対するリスペクト」を大切にし、美味しさを追求したコーヒーを提供。2019年にフィンランドの最高のカフェとして賞を受賞。2019年5月29日から日本にて「コーヒー定期便」(Kaffa Roastery が厳選し丁寧に焙煎したコーヒー豆を毎月お届けするサービス)を展開することで、よりサステイナブルなコー ヒー社会を築く。

「クラフトムーブメント」と「サブスクリプション(定期便)」モデル

過去数年にわたり世界中の飲食業界では「クラフト」ムーブメントが続いていて、ビールでは小規模ビール醸造所、チョコレートではBean to Bar、またコーヒーでは「スペシャリティコーヒー」や「サードウェーブコーヒー」「フォースウェーブコーヒー」など、大量生産・低コストではなく、透明なプロセス・高品質である商品が求められてきた。Kaffa Roastery は、ブームに先行して創業から12年間、生産者から消費者に届くまでのプロセス及び価格を透明化し、コーヒー豆がもつ本来の風味を最短で焙煎することによって、美味しさを追求している。

またKaffa は近年増加傾向にあるサブスクリプションモデルを採用、こだわり抜いた最高品質なノルディックローストのコーヒ豆を「コーヒー定期便」にて、新鮮な状態で毎月自宅に配送。飲食業界が拡大し、選択肢が大きくなったことにより「商品の選び方がわからない」層にも、最高な一杯を届ける。

コーヒー市場をよりサステイナブルに

Kaffa Roastery代表のHampfは、コーヒー市場はさらに改善する必要があると考える。「コーヒー豆が届くまでの95%の仕事は、コーヒー生産国で行われている。しかしコーヒー生産国に残るお金は25%のみ。この不平等をなくし、解決策をKaffaとして作り出したいと常に考えている。」

Kaffaは常に生産、流通、焙煎のプロセスをサステイナブル、透明性のあるものにしてきました。既存のフェアトレードの基準はKaffaの基準を超えるものはなくHampfは「フェアトレード認証の基準以下のものは罰せられるべき。フェアトレードは最低限、コーヒー市場をサステイナブルにするための最初のステップ にしかすぎない」とも述べている。

Kaffa Roasteryでは「Kaffa Handshake(カッファ・ハンドシェイク)」という独自のサステイナブルな基準を作成し、フェアトレード認証が定める収入の155%以上をコーヒー農家に支払います。コーヒー農家と消費者を直接繋げ、搾取をなくすことで、Kaffaが目指すグローバル、そしてサステイナブルなコーヒー市場を可能にする。

「コーヒー農家もどの消費者が自分のコーヒーを飲んでいるのか知りたいはず。Kaffaがオンライン販売を始めたのも、いつかは消費者が直接コーヒー農家さんからコーヒー豆を買える日を実現させたいと思っているから。」

ー Kaffa Handshakeの基準 ー

  • 最低賃金が支払われること。
  • 働きやすい環境を整えること。児童労働や強制労働もありません。
  • 誰もが自分の労働条件について自由に話し、労働組合に加入できること。
  • 環境にやさしい農法と運営方法を実現すること。
  • 常にフェアトレード認証よりも適切な価格を実現し、価格を公表すること。
RICO 編集部

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