究極の浅煎りコーヒーをワイングラスで楽しむ「alt.coffee roasters」が3月16日(土)オープン!

浅煎りのスペシャルティコーヒー専門の「alt.coffee roasters(オルトコーヒーロースターズ)」は、独自の研究・技術で実現した豆本来のフルーティーで豊かな香りが持続するハンドドリップコーヒーや国産食材ならではの甘みを活かしたヴィーガンフードなどを提供するロースターカフェを2019年3月16日(土)に京都市・二条城前にオープンする。

究極の浅煎りコーヒーを「焙煎士×栄養士」の技術で実現、豆本来の豊かな香りスペシャルティコーヒーをワイングラスで楽しむことができる。

「豊かな香りが持続する」浅煎りコーヒー

alt.の特徴は、同じ浅煎りの一般的なサードウェーブコーヒーでは香り・味のピークが抽出後の短時間に限られてしまうことが多い中、独自の焙煎技法により実現した、豆の多様な持ち味や風味変化を活かしながら、「豊かな香りが持続する」浅煎りコーヒーだ。

素材ごとの成分進化をあらかじめ予測した温度管理など、栄養士としての経験・技術と、焙煎士として磨いた技法を融合した焙煎方法で実現。研究の中で重ねた焙煎機の改良や、コーヒー文化の本場・オーストラリアでのバリスタ経験の中で培れた。気温や湿度など日々の変化に合わせた抽出方法などを通して、冷めても美味しさが持続する、特別な一杯を提供する。

コーヒー本来の香りと甘さを活かし「ワイングラス」で楽しむ

alt.が「浅煎り」にこだわる理由は、産地によって特徴が異なる豆の個性・フレーバーを最大限引き出し、本来はフルーツであるコーヒーを、一番おいしく感じられるため。コーヒー本来の苦みのない豊かな香りを経時変化も含めて楽しんでもらいたいという想いが感じられる。「コーヒー=苦いもの」という印象が強い深煎りが主流の日本の中で、コーヒーの新たな楽しみ方を提案、コーヒーをワイングラスで提供する。また、砂糖をいれなくても甘さを感じられるように基本的にはブラックで提供する。

国産野菜・食材の甘みを活かした白砂糖ゼロのヴィーガンメニュー&ギルトフリースイーツ

天然素材にこだわったフードメニューは、白砂糖やマーガリン、ショートニングを一切不使用。甘酒など国産食材の自然な甘味やコクを引き出したり、ココナツオイルと豆乳等で作ったバタークリーム等を使用している。また、野菜・果物は国産食材を厳選、栄養士が食材の成分特徴・性質を活かした独自のレシピ開発や調理方法で、一般的に「物足りない」「質素」というイメージがあるヴィーガンフードでありながらも、甘みやコクを実現。美味しく、より自然で体に良いものを提供できるようなメニューを考案している。

「alt.coffee roasters」のコーヒー

Pour Over Coffee – ハンドドリップコーヒー¥500(税込)

シングルオリジンコーヒーは、1,000年以上のコーヒーの歴史を持つ発祥地・エチオピアの原種豆など、良質なコーヒー産地として知られるコスタリカなど、世界各国の厳選した農家様からフェアトレードで仕入れた豆を使用。オーストラリアで人気のエスプレッソドリンク「フラットホワイト」など、豊富なコーヒーを揃える。

Flat white – フラットホワイト¥450(税込)
​Coffee Flight – コーヒーフライト(各国のドリップコーヒー3種類飲み比べセット)¥1,000(税込)

コーヒーの美味しさが引き立つようなフードメニュー

フードメニュー は、節の国産食材を使用した自家製ベーグルサンドの他、天然素材でコーヒー産地に合わせて美味しさが引き立つように開発した独自レシピのヴィーガンスイーツとのペアリング3種類セットなどを提供する。

有機清見オレンジのケーキ(¥420/税込)やカカオと新ゴボウのケーキ(¥400/税込)、冬越し人参のスパイスケーキ(¥420/税込)などの天然素材と季節の手作りケーキがおすすめ。果実の自家製グラノーラ(¥780/税込)や国産旬野菜の自家製オープンベーグルサンド(¥780/税込)もある。

北海道産有機キタアカリの自家製ポテトサラダサンド
九州産有機ビーツフムスとサラダサンド
Coffee Pairing – コーヒーペアリング¥1,600(税込)

注文を受けてからひとつひとつ焙煎する豆

alt.では焙煎豆の販売も行う。一番美味しい状態でコーヒーを飲んでもらいたいとの想いから、豆の挽き売りは行っておらず、ご注文を受けてからひとつひとつ焙煎していて、自宅でもコーヒーを楽しむことができる。

ECURL : https://altroasters.thebase.in/

インダストリアル×ノルディックを融合したデザイン

店舗は、コーヒーの本場、豪州や欧米系のカフェをイメージしたインダストリアルを基本テーマに、黄色や水色などの差し色やドライフラワーなどノルディックなアクセントを融合。

コーヒーを楽しむためにシンプルな中にも明るさや遊び心を取り入れる。

また、カップ型のペンダントライトや、ポルタフィルターをドアノブに採用するなど、コーヒーへのこだわりを表現している。

alt. coffee roasters(オルトコーヒーロースターズ)のコンセプト

だれもが笑顔になれるサスティナブルな社会を実現したいとの想いから、環境問題に配慮した生産方法だけでなく、その高い品質に対して、農家の方々に適正な対価が支払われているフェアトレードのスペシャルティコーヒーだけを採用している。コーヒーを楽しむ人々を幸せな気持ちにしてくれる裏側で、誰かが犠牲を払うのではなく、適正な収入を通して、農家の方の生活の向上や、継続的な生産と品質向上に繋がって欲しい。

日々、様々な商品や素材を選び、コーヒーという身近な媒体を通して「誰かに優しくなったり、笑顔に繋がる瞬間が生まれて欲しい」また、「コーヒー=苦いもの」というイメージが強い深煎りが主流の日本において「今までにない感動と衝撃を体感してほしい」。そんな想いを込めて 「新たな選択肢」という意味を持つ「alternative」から、『 alt. coffee roasters 』 と名付けられた。

工夫を重ねた焙煎プロファイル

alt.では徹底した品質管理のために、焙煎する度に継続的な細かいデータ分析を行う。農作物であるコーヒー豆が、同じ産地・銘柄であっても毎年の出来が異なることや、焙煎時の気候の変化に影響を受けやすいことによる味のブレに対応し、常に品質の向上を図るためだ。また、日々焙煎の研究を進めながら、独自で焙煎機に改良を重ね、科学的分析により焦げる前に煎り止める独自プロファイルを採用。 alt.の小文字には、細部まで観察して味に妥協しない、小さいロットで丁寧に焙煎する、という意味が込められている。

alt. の焙煎士

中村 千尋:バリスタ・焙煎士/栄養士。京都府出身。児童福祉施設での勤務時代、食育や焼菓子教室を担当する中で、障がいをもった子どもたちとの出会いから、国内外の労働賃金の安さや経済的格差等の社会問題に疑問を抱くようになる。自分が高品質で焼菓子にあうコーヒーを淹れられるようになることで、支援に繋げられるのではないかと考え、カフェの本場、豪州・メルボルンに渡り、バリスタを目指す。その後、現地や日本のカフェでバリスタとして従事、開店準備の傍ら、障がいをもった方たちによるイベント等への豆提供を行う。

alt.coffee roasters(オルト コーヒーロースターズ)

営業時間:8:30~17:00(L.O. 16:45)
URL : http://altcoffee-roasters.com/
住所:京都府京都市中京区神泉苑町 28-4

RICO 編集部

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「食」をテーマにしたWEBマガジン「RICO」編集部。